労働安全衛生法第6条の規定に基づき、2023年度を初年度とする第14次の労働災害防止計画を別添のとおり策定し、3月27日付けで公示したところです。
1958年以降、これまで13次にわたる労働災害防止計画により、国、事業者、労働者等の関係者が一丸となって取り組みを推進してきた結果、我が国の労働現場における安全衛生の水準は大幅に改善してきました。一方で近年の状況を見ると、死亡災害は減少しているものの、休業4日以上の死傷災害は、ここ数年増加傾向にあります。
第14次労働災害防止計画はこのような状況を踏まえ、労働災害を少しでも減らし、安心して健康に働くことができる職場の実現に向け、関係者が目指す目標や重点的に取り組むべき事項を定めたものです。本計画の趣旨をご理解いただき、計画の推進に特段のご協力を賜りますようお願いいたします。