これまで皆様のご理解、ご協力を得ながら外国人の不法終了防止の瀬策を推進してきた結果、我が国における不法残留者数の減少に一定の成果を挙げてきました。
しかしながら、本年1月1日現在の不法残留者数は７万４９１人と昨年に比べ３，７３２人増加し、今後、新規入国者拡大に伴い更なる増加も懸念されることから、これらの者による不法就労の防止が依然として重要な課題となっています。
不法就労防止対策を実効あるものにするためには、この問題を正しく理解していただき、その防止に努めていただくことが重要です。
つきましては、当協会が取り組んでいる不法就労等外国人対策へのご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、不法就労等外国人を雇用することのないよう、関係各方面への周知・指導等について特段のご配慮をお願いいたします。
具体的には、
・在留カードの記載内容等により就労ができる外国人であるかを確認すること
・外国人雇用状況の届出において対象となる外国人被雇用者の身分事項等を漏れなく正確に記載し提出すること
を周知いただき、これらの遺漏によって法令に反するようなことがないようにご指導等を行っていただきたいと存じます。
また、外国人を雇用するにあたり当該外国人が終了可能か確認をされたい場合は、最寄りの地方出入国在留管理局にご相談いただきますよう参加企業等にご案内ください。（連絡先については、下記資料をご参照ください。）