子宮頸がんを予防するHPVワクチンは平成25年４月に公費負担での接種が開始されましたが、接種後、接種部位以外の体の広い範囲で持続する疼痛等が報告されたため、同年６月から約９年間接種対象者に対する積極的勧奨※が控えられました。
その後、国においてワクチンの有効性や安全性が確認されたことから、令和４年４月から積極的勧奨が再開されるとともに、過去の積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した女性を対象に令和７年３月末まで無料でHPVワクチンを接種することができる「キャッチアップ接種」が開始されております。
しかし、キャッチアップ接種対象者の接種率は海外と比較して低い状況となっています。また、HPVワクチンは原則３回接種が必要であり、接種完了まで最短でも半年の期間が必要なことから、令和６年９月頃までに接種を開始しなければ、期間内に無料で接種を完了することが困難となります。
つきましては、対象者が接種機会を逃すことのないよう、接種についてご検討、並びにご周知いただきますようお願いいたします。
資料
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
お住いの市町村予防接種担当課または大阪府HPV専用相談窓口
こちらからご確認ください。
https://www.pref.osaka.lg.jp/o100050/iryo/osakakansensho/hpvsoudanmadoguchi.html