令和6年12月10日(火)、シティプラザ大阪において、令和6年度外国人技能実習制度適正化講習会、意見交換会を開催いたしました。
今回は、大阪出入国在留管理局 審査監理官 稲津 年伸 氏より、「技能実習制度及び特定技能制度の現状について」説明が行われました。
まず、育成就労制度の概要について説明が行われ、技能移転による国際貢献を目的とする技能実習制度を抜本的に見直し、我が国の人材不足分野における人材の育成・確保を目的とする育成就労制度が創設され、令和6年6月21日から起算して、3年以内の政令で定める日に施行されることとなりました。
「育成就労制度の目的」、「基本方針・分野別運用方針」、「育成就労計画の認定制度」、「監理支援機関の許可制度」、「適正な送出しや受入環境整備の取組み」について説明が行われ、また、育成就労制度及び特定技能制度のイメージ、育成就労制度の関係機関のイメージ、施行までのスケジュール(予定)、技能実習に関する経過措置についても説明が行われました。
最後に、参考資料における日本語教育の参照枠のレベル尺度、特定技能制度における受入見込数の再設定や受入対象分野の拡大についての説明が行われ、参加者からの質問対応の後、閉会しました。